グラップラー簿記の資産形成

帳簿上最強の生物を目指す男のドタバタ資産形成奮闘記です。

クレカ貯金~VISAとともに~

前回の記事に引き続き、僕の実践している『クレカ貯金』という貯金方法について書きます。

お釣り貯金 ~ザバスの空き缶~ - グラップラー簿記の資産形成

 

お釣り貯金は実践している人も多くいると思いますが、クレカ貯金は結構レアな方法かなと思います。

 

友人知人と話していると「今月カードの請求がヤバい」とか「今月の支払いはなんとか間に合った」とか”情けない悲鳴”をよく聞きます。

商品の購入、サービスの支払いがあった時点で翌月に引き落とされることは確定します。それなのになぜ引落しの準備をしないのか疑問でなりません。

目の前で現金が減らないことが準備をしない原因のひとつだと思います(カード会社の策略にハマってます)。

『クレカ貯金』は引落しへの準備をしながら貯金もできるという画期的な方法(自分調べ)です。

 

~クレカ貯金の手順~

 

・クレカ引落し専用口座の開設

いつでも入金できるように24時間手数料無料の銀行口座を開設します(SBI、ソニー、セブンあたりがおススメ)。メガバンクでないと嫌だという場合はUFJ銀行一択です。

 

・クレカのネットサービスに登録

クレカ貯金では支払確定金額と翌月の支払予定金額の確認が必須です。紙の請求書に特別なこだわりがない限り、Web請求書に変更します。Web請求書に変更すると年会費が安くなるといった特典を用意しているカード会社もありますので活用すべきです。

 

上記2点で準備完了です。細かく言えばクレジットカード会社の集約が挙げられます。例えば保有するクレカが全てVISAであれば登録するネットサービスはひとつで済みます。JCB、Master Cardなどクレカを複数作ってしまうと管理が面倒になります。ちなみに僕はVISAで、Vpassというネットサービスを利用しています(VISAカードのまわしものではないです)。

 

クレカ貯金の方法は至ってシンプルです『毎週金曜日に、前週土曜からの使用金額より少し多めの現金を引落専用口座に入金する』という方法です。

”少し多め”の基準は個人によって異なりますが、僕は毎回の支払い額の10の位を切り上げて足し算するという方法をとっています。

例えば150円のお菓子と1,460円のCDを買ったとします。

150円は200円として、1,460円は1,500円として計算します。

入金額合計は1,700円ですが、ATMの入金は1,000円単位なので2,000円入金します。

入金額(2000円)-請求額(150円+1,460円=1,610円)で390円の差額が生まれます。この差額がクレカ貯金の原資となります。

この”少し多め”の入金を続けると意外と大きな金額になります。約2年ほど続けていますが7万円ほど(3,000円/月)貯まりました。

クレカの支払いに翻弄されている人はぜひ活用していただきたいです。

 

~ちなみに~

毎月自転車操業の友人にこの方法を勧めたところ「単に現金を移動させているだけ」と聞く耳持たずでした。「使えないように移動させること」が貯金において重要なのだが…と思ったけど強要もできないので放置しました。

ボーナス時にメンテナンスをしており、彼の自転車はまだ壊れていないようです。ボーナスカットになったらと想像すると怖いですね。