グラップラー簿記の資産形成

帳簿上最強の生物を目指す男のドタバタ資産形成奮闘記です。

手数料ウマーでしたとか開き直らんかいー

前記事ご参照ください。

 

rouge1789.hatenablog.com

 

負けました。敵は法外な手数料を取る運営会社ではなく、それに無関心な弊社従業員であることに気がつきました。確定拠出年金の勉強会での質問とその答えは以下の通りです。カッコ内は心の声です。

Q.他社比較で信託報酬が非常に高いが、その設定根拠は?
A.DC運営会社ごとに内情やコストは異なるため根拠は説明できない。
(はぁ?インデックスファンドを運用するのにどうやったら1%近い信託報酬になるんですかいー、純資産総額が少ないから高い信託報酬にせざるを得ないとか負けを認めんかいー、もしくは顧客は情弱ばかりなので手数料ウマーでしたとか開き直らんかいー)
 
Q.過去に信託報酬を改定したことはあるか?
A.ない。一度設定した信託報酬を引き下げることはあまりない。同様の商品で信託報酬の低いものを追加することはある。
(さっさと追加してくださいよー勉強会開催するごとに改定要求しますよー)
 
時間がなく質問タイムはソッコーで打ち切りでした。勉強会のあと同僚からはヤクザかと言われました。逆ぎゃく〜!法外な手数料取ってるのは向こうですが?!コンマ数%の信託報酬を気にする僕は白い目で見られました。複利で30年運用したらその差は無視できないのに…
 
冷静になって総務課に運用会社の変更は絶対に無理なのかどうか聞いてみようかと思います。それが無理なら…引き際も大切ですのでもう何も言いません。
 
配られたカードで勝負するしかないのさ。byスヌーピー
配られたカードはどうやら業界最弱のようです。

ソッコーで乗り換えですよ。

近いうちに社内で確定拠出年金(DC)の勉強会が開催されます。加入している企業の担当者がいらっしゃるそうで、確定拠出年金(DC)の活用法をいろいろ教えてくれるようです。僕は興味があったので自分でDCについて調べまして、確実に儲けられる投資方法だと確信していますが、どうやら同僚の多くは興味関心がないようです。あぁもったいない。そういった人達を横目に自分だけ得をするのもオツですなぁと悪い考えもありましたが、よくよく調べてみると弊社の加入しているDCは他社比較で非常に劣悪な商品だということが判明しました。同じDCという制度なのに自分よりも得をしている人が世間にはたくさんいるのかと思うと怒りがこみ上げてきました。他人の不幸は蜜の味、自分の不幸は耐えられないという心の器がぐい呑み程度の小ささなので某勉強会で担当者に質問攻撃を浴びせることにしました。担当者に恨みがあるわけではないですが…申し訳ない。

なにが不満って、高すぎる信託報酬ですね。S証券、R銀行、N証券等のインデックスファンドと比べましたが、TOPIX新興国株式等々、どの指標をとっても信託報酬に約2.5~3倍程度の開きがあります。え、え~~~。改めて書いてびっくりします。嘘だろ実はアクティブだろ?と何度も確認してしまいましたが、どうやらインデックスに間違いないようです。というわけで次の質問をぶつけてみたいと思います。

1.信託報酬の設定根拠は?

2.過去に信託報酬を改定したことはあるか?

  Yes→いつ、何%?No→なぜ?検討したこともないのか?

3.今後、信託報酬の改定は可能か?

  Yes→いつ、何%?No→なぜ?どうすれば検討するか?

担当者レベルでは答えられないと思いますが、とりあえず聞いてみたいと思います。下記のような意地悪質問も用意しておこうかなと思いますが…。

4.顧客の資産形成を応援する気持ちや、利益を願う気持ちは他社より強いと思いますか?→Yesと答えるしかないですが、信託報酬と矛盾が生じます。

5.他社DCの豊富なラインナップ、低い信託報酬をご存知ですか?→Yesであればぼったくり、Noであれば競合他社や業界の調査不足

6.他社比較で3倍の手数料を取っても心は痛みませんか?→Yesも地獄、Noも地獄。

…ひどいですね。おそらくここまで言ったら総務部に止められますね。信託報酬を設定した某社もひどいですが、そこのDCに加入を決めた弊社の担当も罪は大きいです。知らず知らずのうちに社員の利益を毀損してるわけですから。加入した当時はDCの認知度も低かったのでしょうし仕方ない部分もありますが、将来の資産形成にも関わってくる話なので目を瞑れる問題ではないですね。仮に僕が担当者で、某社としがらみがなければソッコーで乗り換えですよ。え、まさか癒着でもあるの??某社は危機感がなさすぎるので信託報酬の改定をご検討ください。

おそらくひとり相撲になるんだろうなと、何アイツ熱くなってんのと思われるんだろうなと。確実に社員の利益に繋がる話なのでぜひ乗っかって欲しいのですが…。加入継続か乗り換えか、EU残留or離脱並みに関心は高いです。社内投票に発展することを願って…。

とりあえず1.2.3の質問はしてみたいと思いますので回答は後日公開したいなと思います。

ちなみに某社DCのアクティブファンドは例によってインデックスファンドを余裕で下回ってます。DCはインデックスファンドだけで充分だと思います。

マッピングすればまだマシな部類、と慰める。

毎日ブログアップしてる人ってすごいなー。とある界隈では無趣味で有名な僕なのでネタになる人生を歩んでおらず、書くこともとくになし。と思っていたけどぼんやりと書きたいなぁってこともいくつか。

いろんなブログを徘徊してると、自分と似た考えの人が意外といることに気付きます。自分の考えが肯定される記事を読むとなんだか嬉しい気持ちになる。つまりは自分の考えをつらつら書けば、どこか遠くの僕に似ている人をほんの少し喜ばせることができるってことですよね??なんて思いました。それにブログは自分の考えを整理できるのでもう少し書くようにしたいなぁとも思います。

てことで今日は数少ない趣味である貯金について書きます。20代前半男子の趣味が貯金なんてバブル世代からしたらツマラン男だと一蹴されそうですが、増えてく残高をみると素直に嬉しいですね。世の中にはツマラン浪費家もいるので、4分割にマッピングしたらツマラン倹約家はまだマシなんじゃないかと思います。

僕の貯金方法はいくつかあります。給料天引き貯金、お釣り貯金、クレカ前払貯金、自分保険貯金、など。パッと思いつくものでも4つありました。

これらを駆使し、2年間で200万くらい貯まりました(株の含み損益除く)。長くなってしまったのでまた気の向いたときにそれぞれの方法と現状を書きたいと思います。

よろしゅう~

真面目クン、憤る。

小さい頃から「キミって真面目だよね」と言われ続けてきた。

なぜ真面目クンになったのかは不明。遺伝?環境?
真面目でズルせず正直にいることが大事だと考えていたし、今もそう思っている。
そんな真面目リーマンがいま、社内で非常に憤りを感じている。
 
某弊社は取引先との会食、接待は事前承認制である。いつ、どこで、どの企業と、何人で宴席をもつか、そして経費を使っていいかお伺いをたてる必要がある(他企業に勤める友人の話を聞く限り、この方法は普通なようだ)。
秩序、規律を正し、適切な経費の使い方を促すための措置だろうと思う。
誰かが取引先にウラを取るようなことはなく営業-管理間の信頼で成り立っているが、非常に脆い制度であることが判明した。
というのも今年度に入り少なくとも2回、架空の会食により経費が不正に使われているのだ。
自分もその会食(という名の経費泥棒)の当事者であるため、上司を批判する権利はないが常に葛藤している。自分が上の立場にたったときには絶対に同じことをしないと誓っているが、既に参加している手前、偉そうなことは言えない。
 
会食(飲み会)は1回数万円の世界、その分稼げばいいと主張するが、塵も積もればである。というか不正においては金額の大小はあまり関係ない。
秩序・規律の崩壊はネズミがあけたような小さい穴から広がっていく。不正は、その金額や巻き込む人々の規模に関わらず避けるべきことだと思う。
 
先日も上司が経費泥棒を働いた。そして僕は終電を逃し、タクシーで帰ることとなった。万単位でタクシー代がかかったが、経費計上していない。ささやかな反抗である。
上司に経費計上していないことを突っ込まれる可能性は高いが、言い方を工夫し計上しないつもりだ。
「終電を逃したのは自分のせい、万単位タクシー代がかかったのは自分が会社近くに住んでいないせい」とあくまで上司や制度に責任はないことを強調しようと思う。
今回経費計上をしないことで、今後の飲み会では「タクシー代、結構かかるんで」と、終電前に帰れるようになると考えている。
経費の不正利用が減るのであれば、また、終電以降の飲みが無くなるのであれば、今回のタクシー代など安いものである。
 
上司と、上司に近い考えの人からはセコい人間だとバッサリ斬られるだろうが構わない。もう何年も前になるが「タダで貰えるんなら貰っておけばいい」と発言したお笑い芸人は信頼を完全に失い、今もその後遺症を引きずっているように見える。次長だか課長だか知らないが冗談はコントだけにしてくれ。
彼らのような不遇は味わいたくない。長期的な視点で、信頼を得たいのであれば従うべきは規律である。
 
そんなこんなで舛添知事もなんか文春にやれてるようで。まだ疑惑なのでノーコメントとしたいが、疑われる時点でほぼほぼアウト。
 
ルールに忠実な人、そうでない人、時と場合による人などなど、いろんな人がいるから面白いんだけども。

ナチュラルキラー細胞のまにまに

後田亨氏の『生命保険は「入るほど損」?!』読了。僕も保険は否定派なので氏の主張はすんなり頭に入ってきた。保険屋が取っている手数料をはじき出し、「保険に払うお金を競馬や宝くじ等に回したほうが得である」という保険信奉者が聞いたら発狂してしまう記述もちらほら。「保険の仕組みを否定しているわけではない」と申し訳程度で弁解しているが、内容の八割程度は保険不要論だった。保険を検討している人、もしくは今の保険に疑問を抱いている人にはこれを読むべきとおススメできる。本編で保険会社や保険営業マンを散々ディスっておきながら、あとがきでは「保険屋さん、執筆協力ありがとう」だもんなぁ、最高にロック。

さて、僕自身保険に入ってしまっているがどうしよう。しかも結構悩んだうえで加入した。それも、氏が無駄だとバッサリ切っている「ガン保険」だ。保険の内容は、「ガン(上皮内新生物含む)と診断された時点で200万支払われる」といういたってシンプルなものだ。特約はつけず、保険料は月額2,500円で60歳まで払い込み、保障は一生涯、解約返戻金はなし。

ガンは罹ったときの心理的ダメージが大きいだろうなという理由で安心料として加入しているが、この「ガンに対するよくわからない恐怖」はメディアに植え付けられたイメージな気がする。

まぁなんにせよ、これから自分が取る行動を決めなければいけない。

①このまま解約しない

②解約し、貯蓄にまわす

③解約し、積立投資にまわす

 

①はガンにかからなかった場合、約100万を捨てることになる。60歳以前ではガンにかかる確率も低いため、仮に60歳以降でかかったとしても200万−100万で実質100万しか残らない。

②は30,000×36年-60,000(支払済み)で1,020,000円貯蓄することができる。

③は投資対象、売却時期次第だが、毎月2,500円の積立てで36年間3%複利で運用したとすると、元利合計で195万(3%複利は期待しすぎだろうか?保守的だろうか?)。

 

自分がガンにかかる確率と、選択する投資対象が3%以上のリターンを生む確率のどちらが高いかで決めればいいかな。全世界株式インデックスだったら3%は超えるのではなかろうか。

結婚して子どもができれば家族のために、掛け捨て保険に加入することはあるだろうが、いまガン保険を継続するメリットがあるかは疑問。

さてどうしようかなぁ、、、教えてナチュラルキラー細胞!

 

生命保険は「入るほど損」?!

生命保険は「入るほど損」?!

 

 

資産開示2016年3月

月イチで銀行残高、引落口座、証券口座諸々をエクセルに打ち込んで

総資産的なものを把握するようにしています。

 

タイミングとしては毎月クレジットカードの引落し後、最初の週末に集計してます。

支出、収入は省いて残高のみをチェックしてます。

1,000未満は切り捨てだったり四捨五入だったり。

その辺はざっくりです。

 

  預金残高:953,000(+4,000)

  証券口座:630,000(+80,000)

確定拠出年金:424,000(+23,000)

   持株会:340,000(-60,000)

    総額:2,347,000(+48,000)

 

保有株の上昇により証券口座の残高がプラス。しかしながら、某弊社の株価が大幅なマイナスとなり持株会の評価額が残念なことに。今年度は日経平均が大幅下落で始まり、なにやら不穏な空気が漂ってますね。来月は株式評価額がガッツリ下がっているかも??まぁ気にしないけど。

久しぶりにテレビを見た

久しぶりにテレビをみた。きっかけは大相撲千秋楽である。休日のお供のツイッターだらだらと眺めてたら今日が千秋楽であることに気付いた。人の前では相撲好きを吹聴してるが、実のところ好きじゃないのかもしれない。いや、そんなことはない。あの国技のルールに惚れ込んでいるし、幼いころ高見盛の肩に乗せてもらったこともある(らしい)。とにかく、気づいたのがもう17時半前後だったので急いでパソコンを立ち上げテレビをつけた。我が家にはテレビは置いておらず、パソコンにTVチューナーを繋いでいる。TVチューナーが繋がっているのは僕のパソコンなのでTVは僕が独占しているということである。小学校の頃からテレビ視聴権が僕にあれば、姉の専制に屈することなく『モー娘。』とか『あやや』といったアイドル番組または当時の小学生には少し刺激的な番組を堂々と見れたかもしれない。ビビりだったり自己主張をしない性格になったのは姉の影響が多分にある。

白鵬日馬富士の取り組みを見届け(結果は白鵬の優勝)、テレビを消そうかと思ったのだが、久しぶりだったのでこのまま見てみようとチャンネルを変えてみた。19時まではよかった。洋上風力発電に挑む男達を題材にしたプロジェクトXのような番組。これまで11年半、夢に挑戦する人たちを描いた番組を撮り続けていたそうだが、今回が最終回だそうだ。素晴らしい番組だと思ったが仕方ない。

19時からが地獄だった。ゴミ番組ばかりだった。特にひどかったのが、極楽とんぼの加藤とあやぱんが司会のバラエティ。「リズムに合わせてクイズに回答する」ただこれだけ。演者の目からもやる気が感じられずやらされてる感でスタジオが満ちていた。セットにも金をかけておらずどこまでもチープで驚いた。せめてテレビくらいは豪華でいてくれよと思った。

久しぶりにみたテレビは相撲の素晴らしさと夢を追うことの大切さを教えてくれた。そしてゴールデンの番組なのに金と情熱をかけられないという業界の衰退を見せてくれた。自虐番組。

徐々にではあるが、衰退しているのは弊社も同じことである。衰退業界にいるのは自分だけではないと、明日からも仕事に取組む勇気を与えてくれたことには、実は感謝している。