グラップラー簿記の資産形成

帳簿上最強の生物を目指す男のドタバタ資産形成奮闘記です。

マンモスうれピー。

こういった記事は反応してしまいます。自分の貯金額は周りと比べてどうなのか気になるからです。貯金額は自分で満足できているかが重要で他人と比較しても意味がない!と考えがちですが、比較することで貯金の励みになればいいのではないでしょうか。友人知人と貯金や資産運用について話し合う機会が少ないのでこういったアンケートは貴重な情報源です。アンケートの回答は多少盛られている可能性もあるので鵜呑みにはしませんが。

アンケート結果をみて、ゆとり世代って意外と貯金してるんだなぁという感想を持ったのですが、最高額2,000万とか異常値があるので平均が吊り上げられてるのだろうなとも思いました。異常値が発生するケースは中央値も出して欲しいです。中央値で見ればもう少し低い額になるのではないでしょうか。あとこのアンケート母数が書いてないですね、あと今の30代が20代だったころはどうなのかな?まぁいいか。ちなみに自分は平均以上の貯蓄額でした。マンモスうれピー
 
本記事を読んで思ったことが2つありました。
 
①「貯金額」を比較するって考え古くない?
 
昔は金利が高く銀行に預けてるだけでお金が増えていったので、あえて元本割れの可能性のある株式投資に挑戦する人は多くなかったと思います。そのため、過去においては『貯金=資産形成』であり、貯金額を比較することは重要だったと思います。
現在はネット証券も充実して手数料も下がり、NISA(ジュニアNISA)も導入され、投資信託の低コスト化も進んでおり、ひと昔前と比較すると格段に投資環境は改善されています。若い頃から投資信託や個別株投資を通じて資産形成を目指す人が増えているはずです(データはないです、主観です)。
これからは「貯金額」ではなく「総資産額」という視点でアンケートを取ってみるのも面白いと思います。アンケートがめちゃくちゃ煩雑になりますね…。
もちろん、貯金すらできない人は投資に手を出したらダメです。貯金はガマン、ガマンできない人は投機に走る予感。
 
確定拠出年金(DC)の評価額は貯金額に含めていいのかなぁ?
 
イカンでしょ、というのが僕の答えです。
イメージですが、DCは退職金を分割して受け取り、運用に回す仕組みだと思っています(全然違う!という場合、教えてください)。
一括で退職金を受け取る予定の人が、その退職金を年割り、月割りして現在の貯金額に上乗せするか?っていう話です。DCの評価額はあくまで将来の退職金の一部であり、現在の貯金額には反映させないほうがいいと思います。実態よりも貯金額が大きく見えてしまい、貯金する気がなくなるかもしれません。とはいえ、DCに上乗せ拠出してる分は貯金と考えてもいいのかもしれないです。
 
貯金は僕の中で永遠のテーマですので、今後もこういう記事はチェックしたいです。過剰な貯金は死に金ですので投資・消費についてももっと考えたいです。