グラップラー簿記の資産形成

帳簿上最強の生物を目指す男のドタバタ資産形成奮闘記です。

久しぶりにテレビを見た

久しぶりにテレビをみた。きっかけは大相撲千秋楽である。休日のお供のツイッターだらだらと眺めてたら今日が千秋楽であることに気付いた。人の前では相撲好きを吹聴してるが、実のところ好きじゃないのかもしれない。いや、そんなことはない。あの国技のルールに惚れ込んでいるし、幼いころ高見盛の肩に乗せてもらったこともある(らしい)。とにかく、気づいたのがもう17時半前後だったので急いでパソコンを立ち上げテレビをつけた。我が家にはテレビは置いておらず、パソコンにTVチューナーを繋いでいる。TVチューナーが繋がっているのは僕のパソコンなのでTVは僕が独占しているということである。小学校の頃からテレビ視聴権が僕にあれば、姉の専制に屈することなく『モー娘。』とか『あやや』といったアイドル番組または当時の小学生には少し刺激的な番組を堂々と見れたかもしれない。ビビりだったり自己主張をしない性格になったのは姉の影響が多分にある。

白鵬日馬富士の取り組みを見届け(結果は白鵬の優勝)、テレビを消そうかと思ったのだが、久しぶりだったのでこのまま見てみようとチャンネルを変えてみた。19時まではよかった。洋上風力発電に挑む男達を題材にしたプロジェクトXのような番組。これまで11年半、夢に挑戦する人たちを描いた番組を撮り続けていたそうだが、今回が最終回だそうだ。素晴らしい番組だと思ったが仕方ない。

19時からが地獄だった。ゴミ番組ばかりだった。特にひどかったのが、極楽とんぼの加藤とあやぱんが司会のバラエティ。「リズムに合わせてクイズに回答する」ただこれだけ。演者の目からもやる気が感じられずやらされてる感でスタジオが満ちていた。セットにも金をかけておらずどこまでもチープで驚いた。せめてテレビくらいは豪華でいてくれよと思った。

久しぶりにみたテレビは相撲の素晴らしさと夢を追うことの大切さを教えてくれた。そしてゴールデンの番組なのに金と情熱をかけられないという業界の衰退を見せてくれた。自虐番組。

徐々にではあるが、衰退しているのは弊社も同じことである。衰退業界にいるのは自分だけではないと、明日からも仕事に取組む勇気を与えてくれたことには、実は感謝している。