過ちて改めざる、是を過ちという
お客様からいただいた有難いご発注に対応し続け、気づいたら10月になっていました。昨年末がつい2週間前のように感じられます。それのみに没頭してしまう素晴らしい仕事だったんだなぁと実感します。苦しすぎた。
途中で自分が投げだしたら混乱する内容だったので(自意識過剰?)、苦しみながら泣きながらなんとか進めて、やっとヤマを越えたかなぁというところです。
振り返ってみると、会社としては断ったほうが良い仕事でした。収支は完全にマイナスなうえに、取引先との関係も悪化してしまいました。でも個人としてはいろんな経験ができたので、やってよかったと思っています。辛かったけど。
餅は餅屋。君子危うきに近寄らず。よくわからないことに軽い気持ちで手を出してしまったことが最大のミスでしたが、開始当初はイケイケドンドンだったので、のちに引き起こす数々のトラブルなんて誰も予想できませんでした。「危ないなコレ」と関わる全員が気づきましたが、時すでに遅し。結局ズルズルと深みにはまっていきました。
ヤマは越えましたが、これから先どのように転がっていくか予想がつきません。もはや下っ端の僕にはコントロールできない状況に陥っているので、全力で対応しながらも傍観できるくらいの余裕をもっていようと思います。
損失をおさえる仕事ではなく利益をうむ仕事をしたいなぁと思う次第です。段取りの良い人にかかれば余裕でこなせていた些細な仕事だったかもしれません。知らんけど。
同じこと繰り返さないようにしましょう。反省。
お天道様、あいつです。
3,000円窃盗&経費横領事件が発生したわけですが、こりゃひどい。
1人あたり5,000円はする飲み会だったのに3,000円しか徴収しなかった先輩すごい!かっこいい!
— うちゅー (@unstable555) 2017年4月27日
あとでわかったけど同じ日に同じ店で取引先と会食もしてるみたい!おっかしいなぁ〜!
経費横領・窃盗の合わせ技一本すごい!金返せ!
多めにだしてくれた先輩カッケー、そもそもこんな飲み会に誘ってくれなければもっとカッケーと思ってましたが、まさか経費計上してるとは思わなんだ、思わなんだです。
ザルすぎてもう頭抱えます。今後は取引先と飲み会風景の写真を添付必須にしたほうがいいんじゃないかと思います。まぁそれも偽造しようとすればいくらでもできますが。
もしや僕の前では全員から徴収しておいて、あとから僕以外の全員に返してるとか?
いやいやそんなめんどくさいことはしないだろうし、窃盗よりもさらに信頼失くすよなぁ。
ニュースでは5億の横領とか金額がでかいほど、有名企業であるほど大きく報道されますが、金額の多寡は関係ないと思います。
3,000円くらいいいじゃん、ではないです。3,000円まではお咎めなしであれば、3,001円は?1円くらいいいじゃんってなるのでしょうか。
では3,002円は?砂山のパラドックスみたいでキリないです。横領金額のパラドックス。
自分はルール違反や後ろめたいことはしてないのかと自問すると、まぁしてます。
車が通ってなければ赤信号渡るし、高速道路で120kmオーバーで走るし。
なのであんまり偉そうなことは言えませんが。
とはいえ、横領と窃盗はダメでしょ。昔だったら指切られてます。
こんなの氷山の一角なんだろうけど、なんか悲しくなるなぁ人間のサガ。
まぁ全員がルール違反をしない社会なんて不可能だし、つまらないけど。
子どもみたいですが、「お天道様は見てる」って思うと、人の信頼を失うようなルール違反はしなくなります。
お天道様〜アイツです!
お天道様どころか社内の後輩は見てますよ。
今回のことを告発したところでメリットもないので、今後は理由をつけて誘われても参加しないようにします。
こういった行為をしてしまうのは病気であり、後輩にひとこと言われたくらいで改善される話じゃないと思います。
花粉症でクシャミが止まらないのと同じように、飲み会があると横領しちゃうんだと思います。もう病気。
そんなダークサイドに堕ちてしまわないよう、お天道様には今後も見守ってもらいたいです。
3,000円返せー!
バナルギー
いつの世もパクリはあるようです。
ご本人にとってはたまったもんじゃないと思いますが、見方によっては羨ましい事件です。
理路整然と書かれているうえに、どの記事もとてもタメになる内容なのでパクりたい人の気持ちもわからないでもないです。もちろんダメですけど。
100歩先を物凄いスピードで進んでいて、決して僕には追いつけないブログです。
僕の記事がパクられることは100%ないと思います。
タメになる内容でもなければ、パクったことで検索を稼げるような内容でもないです。
アクセスがほしくないと言えば嘘になります。
アクセスが増えると承認欲求が満たされますし、次も何か書こうという気持ちにもなります。
普通のブロガーの方からしたら哀れでしかないと思いますが、数日書いてないと10PV/日とかです 笑
RTしていただいてやっと100超すとかそんなレベルです。
恥ずかしすぎるww
なのでブログの収益化なんて恐れ多くてできません。
つまらないブログにバナー貼ってあるとよく貼れるなぁと思ってしまいますが、僕だけでしょうか。
うわっバナーだ!しかも半透明でゆっくり降りてくるタイプのバナーだ!
とバナルギー(バナーアレルギー)になり更に読む気がなくなります。
ということで読者の立場になれば、僕のブログには1mm四方のバナーさえ貼れません。
と言いつつも過去に2回くらいバナー貼ってますが 笑
奇跡的に10万PV/月とかになれば考えます。
雑記ブログでそのくらいのPV稼ぐにはかなりの文才が必要ですね。
よよよさんみたいな。
そういえばなんでこのブログ始めたんだっけ?
目的を忘れた漂流系ブログ。
押し花のような千円札
苦節3年(苦しんではいない)、ザバス貯金を継続していましたが、ついにザバスの空き缶が満杯になりました。
過去記事
お釣り貯金 ~ザバスの空き缶~ - グラップラー簿記の資産形成
もう入らん。中身は500円玉と100円玉です。
片手で持つのはキツいくらい重く、3年という年月の長さを感じさせてくれます。
硬貨の集合体はザバスの空き缶込みで5kgもありました。
お米1袋と同じ重さです。
肝心の金額はいくらになっているのでしょうか?
早速数えていきます。えいや〜〜
一面に広がる硬貨、ジャラジャラと近所迷惑な音。
そして缶の底に押し花のように固まっていた千円札。
完全に忘れてたけど千円札を入れていたようです。
3年前の自分、ナイス。
とりあえずそれぞれ10枚をひとまとめにして並べていきます。
チャリチャリ、
チャリ、
チャリチャリ…
83,000円到達、先は長い。
500円玉×10枚×10
100円玉×10枚×33
チャリチャリしてたら 旧500円玉を発見!
158,000円到達、終わりが見えてきた。
500円玉×10枚×19
100円玉×10枚×63
173,700円到達、終了!
500円玉×10枚×20
100円玉×10枚×72+7枚
1000円札×1枚
予想以上のタンス預金、否、ザバス預金に驚いています。
3年間、お釣りを貯め込むとここまでの金額になることがわかりました。
目的があって貯めていたわけではないので使い道に悩んでいます。
投資資金にするか、カメラを買うか、スーツを新調するか、などなど。
ていうか、これどうやって両替えすればいいんですかね?
銀行に持っていけばやってくれるのかな?
ザバスの空き缶で持って行ったら引かれそうだな?
サイフも毎日すっきりするのでザバス貯金はおすすめですね。
ザバスである必要はないですけど。
パワー持久系アスリート向けのザバスを買っていたようですが、何を目指していたんでしょうか。
バキのキャラでパワー持久系と言えば最凶死刑囚の『スペック』ですね。
5分間の無呼吸連打はヤバすぎ。
話半分
TGIT!! Thank God It's Thursday!!
TGIT!!
大好きな漫画の第1巻が先月発売されました。
すでにいろいろなメディアで紹介され、重版もされたようです。本当におめでとうございます!
昨年9月にも板垣巴留先生に関する記事を書いていますが、当時と比べると巴留先生のtwitterのフォロワー数も5倍くらいになり、どんどん注目度が高まっています。
地上最強のマンガ家 ダブル板垣について - グラップラー簿記の資産形成
たまに返信をいただいたりすると飛び上がるほど嬉しいのですが、そういった対応もファンが多くなると難しくなるのかなぁと思います。
まぁこんな「早いうちから知ってるファン気取り」といった雑音は無視して、少年チャンピオンを代表する漫画家になっていただきたいです。(既になっていますが!)
ビースターズは漫画史に残る作品になると思います。前回紹介した通り、漫画っぽくない絵柄、独特なコマ割り、スクリーントーンの芸術性、セリフまわしなどが際立っていて、漫画の常識から飛び出した作品です。
肉食動物、草食動物、爬虫類などの特徴をうまく捉えて描いていて、巴留先生の動物愛が随所に感じられます。
単に動物が登場する作品ではありません。肉食動物=獰猛・捕食者、草食動物=温厚・被食者といった画一的なイメージではなく、オオカミだけど内向き、シカだけど肉食動物の上に立つなどそれぞれの動物に個性があります。そういった個性と、動物としての本能との葛藤をうまく表現した作品です。
毎話、読んで溜息が出るくらい感動しています。どうやったらこんなストーリーを思いついて、こんな素晴らしい作品に仕上げられるのか…。
ビースターズが読める木曜日が、一週間で一番好きです。
第1話を無料で読めますのでぜひ読んでみてください!!!!
蕎麦があればこそ。
節約術、貯金方法、仕事の進め方などいろんなジャンルで素晴らしい記事を書き、書籍も出されたカリスマブロガーのittinさんですが、最新記事でモヤっとしてしまいました。
引越し業者4社から相見積りを取り、最終決定するまでの交渉過程を詳細に書いています。
引越しを検討されている方にとっても、手続きの進め方の参考になる記事だと思います。
・ネットの相見積りは不要な情報まで取られる
・オプション削減で費用を安く抑えられる
などなど
フェイクも入れているかもしれませんが、最終的に最安の1社に決めたようです。
最安のところにお願いするのは当然だと思います。でもちょっとやりすぎなのでは?と思ってしまいました。
今回、疑問に感じたのは「感想」以下の記事です。
ただ…。トラックのドライバー、新居までのガソリン代、作業員4名分の賃金、トラックの占拠コスト。
例え混載便であったとしても、それを差し引いても利益が出るか客ながら心配になる価格である…。ついつい習性で値引いてしまいましたが、D社さんが行った過度な値下げは業界の価格破壊につながるのではないか、という懸念がある。
『 客ながら心配になる価格』とわかっていながら、相見積りを取った中で破格だったD社に対し、「即決」というニンジンをぶら下げて3,000円の値下げ要求をしたのはなぜ?
価格破壊につながる懸念があるにも関わらず。
記事内に具体的な距離や作業時間が記載されていないので試算のしようがありませんが、「遠距離(地方をまたぐ移動)」のようなので配送費でかなり持っていかれてしまうのではないかと思います。
仮に500kmの移動であればガソリン代だけで6,000円程度かかります。
(どこの業界とは言わんが)シェア独占による不当な価格つり上げもそうだが、過度な価格破壊も業界の衰退や従業員の過労を招くんだよね。
不当に高い「利益を上げるための」商品やプランが出てくるとも限らない。投信や保険のように…とは言わないが。
なので、おいそれと「引っ越し費用を安くしたいのなら相見積もりを取ろう!」とは推奨できない結果となった。
価格破壊は業界の衰退や従業員の過労を招くって、そりゃそうです。
ittinさんが最後に値下げした3,000円で作業員4人分の昼食代になったのではないでしょうか。ittinさんが引っ越し作業後に3,000円かそれ以上の蕎麦を振る舞っているのであれば話は別ですが。まぁ引越し業者からすれば現金でもらいたいだろうけど。
相見積りを推奨できないのであれば記事にしないほうがいいのではと思っていたところ、文末に注記がありました。
※この記事はあくまで個人の引っ越し体験を記したものであり、相見積もりや業者への価格交渉を推奨するものではありませんので誤解なきようお願いいたします。
文末にこの一文が記されていますが、これで免責なのでしょうか。
「相見積りとって価格交渉したらここまで安くなった」という記事を読んで、自分の引越し時は参考にしようと思う読者は多いと思います。
書籍も出され、一定数のブログ購読者がいるittinさんの記事はとても影響力があると思いますので、「推奨するものではない」と書いたところで実行する人はいるでしょう。
「客ながら心配になる価格」で契約する人が増えれば、書かれている通り業界の衰退を招きます。
人の引越しにわざわざ口を挟むのは失礼と自覚しながらも、過度な価格競争に反対する思いで書いてしまいました。
こんな記事を書いたのには理由があります。10年ぶりに会った友人から引越し業者の待遇の悪さを聞いていたからです。
個人のお客様に合わせた不規則な勤務時間かつ長時間労働、たまに引越し作業にも駆り出されて休む暇がないうえに、給料も低く、2年ほどで辞めてしまったと聞きました。
彼が辞めてしまったこととittinさんの記事は直接の関係はありませんが、底の方で繋がっていると思います。
引越しは単純作業なので価格競争に陥りがちですが、その先には闇があります。
価格競争の闇は、いつかのスキーバスツアー事故のように悲惨な事故に繋がることもあります。
従業員を犠牲にした低価格なサービスはこの世界にたくさんあり、僕も意識していないところでそういったサービスを受けていると思います。
異常な価格だと気づけたときには、そのサービスを避けるようにしていますが。
意識的にも無意識的にも、安いほう安いほうへと消費者が誘導しすぎると、価格破壊に繋がります。
消費者ひとりひとりが、サービスに対し適正な報酬を支払うという意識を持つようになれば少し明るくなっていくのではないでしょうか(適正な報酬って誰が決めるの?)。
高尚なこと書いていますが、自分が引越しをするときに3万も差がある見積りがきたら葛藤すると思います。
教えてくれるとは思えませんが、費用の内訳を詳しく聞いて納得したうえで判断したいです。
記事でしか判断できませんが、C社の営業スタイルが素晴らしいので、ちょっと値下げしてもらってC社にお願いしたいですね(値下げ要求するんかい)。
引越しに限らず、気持ちのいいサービスを受けて、気持ちよくお金を支払いたいです。
蕎麦をすする度に、ittinさんの記事を思い出すかもなぁ。